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環境省シンポジウム「環境影響評価の審査の在り方について」の開催について

  • 2025.8.4

環境省シンポジウム「環境影響評価の審査の在り方について-地方公共団体の環境影響評価審査会のこれから-」の開催について

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入に向けた取組が進められています。再生可能エネルギーの導入にあたっては、環境への適正な配慮とともに、地域との共生の観点が重要となっており、環境アセスメントにおいては地方公共団体の環境影響評価の審査会に期待される役割も変化してきています。

令和6年8月には環境アセスメント学会から環境省及び各地方公共団体に対して、環境影響評価審査関係者の交流推進に関する提言がありました。また、令和7年3月には中央環境審議会の「今後の環境影響評価制度の在り方について(答申)及び風力発電事業に係る環境影響評価の在り方について(二次答申)」において、国と地方公共団体の審査関係者の情報交流の推進を図ることとされました。

このような背景を踏まえ、本シンポジウムでは、環境アセスメントの審査に関わるそれぞれの立場から見た課題等について話題提供をいただくとともにパネルディスカッションを行います。また、広く動画で配信することを通じ、これからの環境影響評価の審査の在り方について、審査に関わる多くの皆様とともに考えていく契機となることを期待します。

 

名 称:環境影響評価の審査の在り方について ―地方公共団体の環境影響評価審査会のこれから―

日 時:令和7年9月4日(木) 14:00~17:00(13:30開場)

※環境アセスメント学会第24回年次大会(9月5日(金)、6日(土))の前日

場 所:名古屋大学  東山キャンパス IB電子情報館 中棟 2階 大講義室及びオンライン配信

https://www.engg.nagoya-u.ac.jp/access/

※オンライン配信も併用したハイブリッド開催となります。

主 催:環境省

共 催:名古屋大学未来材料・システム研究所

後 援:環境アセスメント学会

参加費:無料

定 員:会場参加150名、オンライン参加800名

※定員に達し次第、締切りといたしますので、あらかじめ御了承ください。

※CPD登録に係る受講証明書は、シンポジウム開催後のアンケートにご回答いただいた方に発行します。

 

プログラム(予定)

(1)開会挨拶

山本 麻衣(環境省 大臣官房 環境影響評価課長)

(2)話題提供

①(仮題)審査関係者の交流推進に向けた環境アセスメント学会からの提言

小林 正明(環境アセスメント学会 副会長,一般財団法人環境イノベーション情報機構 理事長)

②(仮題)学識経験者から見た環境影響評価の審査の現状と課題

片谷 教孝(桜美林大学 リベラルアーツ学群 教授)

③(仮題)審査委員から見た環境影響評価の審査の現状と課題

石井 一英(北海道大学 大学院工学研究院 環境工学部門 教授)

④(仮題)地方公共団体から見た環境影響評価の審査の現状と課題

郡島 啓(山口県 環境生活部 環境政策課 環境アセスメント班 主任)

⑤(仮題)コンサルタントから見た環境影響評価の審査の現状と課題

水口 拓(アジア航測株式会社 エネルギー事業部 環境・エネルギー技術部 技術部長)

(3)パネルディスカッション

(4)閉会

 

その他:参加方法等の詳細につきましては、環境省ホームページ(環境影響評価情報支援ネットワーク等)で改めて御案内します。

https://www.env.go.jp/press/press_00378.html